「働かなくても毎月お金が入ってくる…そんな生活、憧れませんか?」
“配当金生活”は、投資の中でも堅実志向な人に人気のスタイルです。この記事では、高配当株で安定的な収入を得るためのポートフォリオの作り方を、初心者にもわかりやすく解説します。
そもそも「配当金」とは?
配当金とは、企業の利益の一部を株主に還元するお金のこと。
企業は毎年(または四半期ごと)に利益を計上すると、その一部を株主に支払うことがあります。
例:1株あたり50円の配当 × 100株 → 年間5,000円の配当金
高配当株投資のメリット・デメリット
✅ メリット
- 安定収入が得られる
- 株価が多少下がっても配当があれば精神的に安心
- 再投資すれば複利効果が期待できる
⚠️ デメリット
- 株価成長が鈍い企業も多い
- 減配・無配のリスクあり
- 税金(配当所得に約20%)がかかる
高配当株ポートフォリオの作り方【5ステップ】
ステップ1:配当利回りだけで選ばない
高配当=高リスクの可能性もあります。利回りが6~7%を超える銘柄は、なぜ高いのか理由を確認しましょう。
ステップ2:業種を分散する
1つの業種だけに偏ると、不景気や規制で大打撃を受けます。
例:
- インフラ(東京電力、関西電力)
- 金融(三菱UFJ、第一生命)
- 商社(伊藤忠、三井物産)
- 通信(NTT、KDDI)
- 海外ETF(HDV、VYMなど)
ステップ3:安定配当・連続増配企業を重視
おすすめキーワード:「連続増配株」「配当性向が健全」
例:花王、KDDI、日本電信電話(NTT)、JT、三井住友FG
ステップ4:税引後の手取り額で考える
日本では配当に約20.315%の税金がかかります。
→ 年間10万円の配当 → 手取り約79,685円
NISA制度(成長投資枠)を活用すれば非課税に!
ステップ5:再投資で資産を雪だるま化
配当を使ってしまわず、同じ銘柄やETFに再投資すれば、配当が増えていく=複利効果が生まれます。
🥒ゴーヤ先生の豆知識
「“高配当株”って聞くとウハウハな気持ちになるけど、配当ばっかりに目がくらんで会社の財務を見落とすと失敗するんじゃよ~。
財務健全性と増配履歴、ちゃんと見るんじゃぞ!」
こんな人に高配当株はおすすめ!
- 定期的な副収入がほしい人
- 株価よりもキャッシュフロー重視
- 投資で心を安定させたい人
- 老後に備えて資産を育てたい人
高配当株投資で避けるべきNG行動
NG行動 | 理由 |
---|---|
利回り10%以上だけで選ぶ | 減配リスク・業績不安が高いことが多い |
単一銘柄に資金集中 | 倒産や減配で大打撃 |
チャートや決算を見ずに購入 | 業績悪化・減配のサインを見逃す |
まとめ:配当金生活のために、コツコツ“仕組み”を作ろう
高配当株は、「一攫千金」というよりも「コツコツ積み上げて生活を楽にする投資」。
きちんと情報収集して、時間をかけて作り上げることが成功の鍵です。
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