【初心者向け】NISAとiDeCoどっちを選ぶ?制度の違いとメリット・デメリットを徹底比較!

投資の基礎知識

はじめに

「NISAとiDeCoって何が違うの?」
「どっちから始めればいいの?」

投資を始めたいけど、制度の違いがわかりづらい…そんな方のために、今回はNISAとiDeCoの違い、メリット・デメリットを比較形式でわかりやすく解説します。


制度の基本比較

項目NISA(新NISA)iDeCo(個人型確定拠出年金)
対象年齢18歳以上原則20歳以上〜65歳未満(職業により異なる)
投資目的資産形成・増やすため老後資金のための積立
非課税の対象売却益・配当金運用益+掛金が所得控除の対象
年間投資上限最大360万円(つみたて+成長投資枠)職業に応じて月額5,000円〜68,000円
非課税期間無期限60歳まで運用+引き出し制限あり
引き出しいつでも可(売却すれば)原則60歳まで不可

NISAのメリット・デメリット

✅ メリット

  • 売却益・配当が非課税(通常は約20%の税金がかかる)
  • いつでも引き出せる柔軟性
  • つみたて投資枠では厳しい金融庁が定めた基準をクリアした商品に投資できて安心

❌ デメリット

  • 損益通算や繰越控除はできない
  • 節税効果はiDeCoほど大きくない
  • 短期で売買を繰り返すと非課税の恩恵が薄くなる

iDeCoのメリット・デメリット

✅ メリット

  • 掛金が全額所得控除!節税効果が大きい
     → 年収によっては年間数万円以上の節税に
  • 運用益も非課税
  • 受取時も控除の対象(退職所得控除・年金控除)

❌ デメリット

  • 原則60歳まで引き出せない(途中解約不可)
  • 投資できる金額に上限あり(月額5,000円~)
  • 運用に手数料(口座維持や信託報酬など)がかかる
  • 出口戦略が難しい

どっちを選べばいい?【こんな人におすすめ】

タイプおすすめ制度
すぐに使える資産も増やしたい✅ NISA
節税しながら老後資金を積み立てたい✅ iDeCo
投資初心者で少額から始めたい✅ NISA
60歳まで引き出せなくても問題ない✅ iDeCo
柔軟に資金を使いたい✅ NISA

まとめ:両方活用が最強!

NISAとiDeCoは、それぞれ目的もメリットも異なる制度です。
余裕があるなら、「NISAで資産を増やしつつ、iDeCoで節税+老後資金を準備する」という組み合わせが非常に効果的!ただし、iDeCoは掛け金や運用益を受け取る方法によっては、税金がかかり、節税以上の負担が発生する場合があることに注意してください。

まずは生活資金やライフプランに合わせて、「使えるお金」と「使わずに貯めるお金」を分けて考えるのが第一歩です。

 

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